弁護士ってどんな人?
 法律事務所は、弁護士がいるところ・・・・
というくらいは分かってますよね。

 病院とはちがって、あまり縁がないという方のほうが多いと思います。

 まずは、法律事務所がどういうところかをみてみましょう。
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 まず、大きく分けて、個人経営の事務所と、企業のように法人化して経営している事務所があります。
 法人化している事務所は、事務所名に「弁護士法人」という表示があります。
1.”弁護士法人” と ”法律事務所”
 法人化している事務所でも、弁護士が一人しかいないところもありますので、依頼する側にとっては、特にどうこうということはないのですが、個人経営か会社組織のどちらを選ぶかは、依頼する側の好みでしょう。
2.弁護士数による事務所形態のちがい
1.弁護士が一人の事務所
 弁護士一人に対して、事務員が1~3人(中にはアルバイトの場合もある)の小規模事務所。

 扱う事件は自ずとその弁護士の得意とする分野に偏ってくる。

 一人で多数の事件を扱うので、(破産事件などの)事件によっては事務員が大半を処理し、主要部分だけ弁護士が関与するということもある。
2.弁護士が二人以上の事務所
 一人の所長弁護士(ボス弁)の下に、数人の勤務弁護士(イソ弁)で構成している事務所
 所長弁護士(ボス弁)が事務所として受任した事件を勤務弁護士(イソ弁)が担当して処理にあたる。

 事件の対応は主に担当する勤務弁護士の1人または数人が共同であたるが、ボスのサポートが入る。
 数人の弁護士(パートナー弁護士)が共同で事務所を経営し、各パートナー弁護士が個別に勤務弁護士を雇用している形態の事務所
 パートナー弁護士は業務を共同している場合と経費を共同している場合がある。
 いずれにしても、各弁護士は独立で業務をしており、受任事件の共同は原則としてしない。

 上記の例では、A弁護士とC弁護士は勤務弁護士を雇用しているが、B弁護士とD弁護士は雇用していない。
 B弁護士が受任した事件はB弁護士があたり、同じ事務所にいてもA弁護士は関与しない。
 依頼者の立場からすると、B弁護士に委任したら、B弁護士不在のときにA弁護士に話を聞いてもらいたいとしても、A弁護士は取り合わない。

 一つの事務所の中に複数の個人事務所が同居しているようなものである。
1.”弁護士法人”と”法律事務所”

2.弁護士数による事務所形態の違い
 ① 弁護士が一人の事務所
 ② 弁護士が二人以上の事務所

3.どこを選べばよいの?
3.どこを選べばよいの?
 事務所の形態と弁護士の性格はほとんど関係ありませんので、個人の事務所だからこういう弁護士、大事務所だからこんな弁護士、ということもありません。

 個人事務所でもアットホームなところから殺伐としたところ、
 大規模事務所でも雰囲気の明るいところから企業的にビジネスライクなところなどいろいろあります。